開設以降全く更新していなかったので、仕事とは全く関係ないエントリを一つ。
先日学生時代のバンドサークルのイベントがありまして、当時の仲間とオリジナル曲をやって来ました。
昨年から月一程度でスタジオに入って、しばらくコピーをやってたりしたんですが、
どうせやるなら何か作ったほうがいいんじゃないかということで、昨年末頃から曲を作り出したんですね。
初めは、大学の頃そうしてたように、スタジオにネタを持ってきてジャムったものを録音して
そこから使えそうなものを拾うってことをしてたんですが、まあこれがあまりにも効率が悪い。
私は以前からデモをGarageBandで作っていたので、試しに宅録やってみようかということになり、
私の家で作業はじめたら、これがまた捗ること!
学生時代にこれがあったらプロになってたよね、きっと。
大体の作業手順は以下のとおりです。
1.道具を用意
エレキギター、ベースなどの楽器を持ってるなら、とりあえず以下があれば大体事足ります。
・MacBookAir 11インチ
・USBオーディオインターフェース
・マイク




更に以下があるともっと良いですね。
・USB接続キーボード(鍵盤ね)
・モニタ用ヘッドホン、スピーカー
・ドラムパッド






MacはどのタイプでもGarageBandが最初から入ってるので、好きなタイプを選べばいいんですが、
スタジオ録音の携帯性を考えると、Airの11インチがオススメです。
これだけあれば、そこらのMTRなんか目じゃないくらい、直感的に使えるMTRになります。
2.フレーズを録音
リフでもコード弾でも良いので、ネタを録音しないと始まりません。
まずはバンドのメンバーに各々ネタを用意してもらってきて、録音しましょう。
オーディオインターフェースをUSBで繋いで、GarageBandを起動、新規の曲ファイルを作ってリアル音源トラックを追加してください。
認識されていればオーディオソースにオーディオインターフェース名が出てるはずですので、それを選びましょう。
この時、注意したほうがいいのは、曲のテンポとキーです。
テンポに合わせずに適当に録音すると後で厄介なことになりますので、ちゃんとクリックに合わせて録音しましょう。
ガイド音として、プリセットのドラムループからイメージにあったものをある程度の長さでペーストしておくと良いでしょう。
キーについては、フレーズの録音後にトランスポーズ(キーを上げたり下げたり)出来るようになりますので、
デフォルトのCではなく、EとかFにしておくと良いです。Cのままだと、後からキーを下げたい時に
トラックごとのキー追随設定を一旦オフにして、曲のキーを上げて、また追随をオンにするという無駄な作業が発生します。
このトランスポーズ機能はかなり重宝しましたので、ぜひ使ってみてください。
3.曲を編集
フレーズの録音ができたら、イントロ-Aパート-Bパート等のようにコピペで構成をまとめて行きましょう。
気軽に構成を変更して確認できるっていうのは想像以上に便利なんですよ!
スタジオでやると構成の認識合わせに時間を取っちゃったりするんですが、そこがなくなります。
テンポを早くしたり、キーを変えたりが簡単にできるも素晴らしい限り。
4.曲を共有する
ここでようやくDropboxが現れます。
大体の場合、曲がすぐに完成するなんてことはないです。
ざっくりバージョンを作って煮詰めていくことになるんですが、この時に便利だったのがDropbox。
バンドのメンバーにアカウントを作ってもらい、共有フォルダを作成します。
で、GarageBandの共有メニューから「iTunesに曲を送信」を実行しましょう。
プレイリストやアルバムの欄に日付を入れると書き出したファイルがわかりやくなって良いです。
送信が完了すると、iTunesが勝手に起動します(多分)。
あとは書き出された曲をDropboxの共有フォルダにドラッグ&ドロップするだけ!
それでメンバー間で現状の共有ができるんですね。
次回作業までにアイディア出しをメールやスカイプでやってもいいと思います。
1-4をしばらく繰り返すとある程度曲が形になりますので、それからスタジオに入ります。
5.スタジオ録音
スタジオで実際に演奏を録音してみましょう。
私の持っているオーディオインターフェースは携帯性を重視して2INなので、1本はマイクをスタンドで天井近くに配置して接続、もう1本はベーシストの要請でベースのDIから接続していました。
(マイク1本だと低音が拾い切れないので、このような形になってます。4INなら、ボーカルとバスドラからもう1本ずつ拾うと思います。
8INぐらいあるともうちょっと本格的に音をいじったりできますが、別にCD作るわけではないので2INで妥協してます。)
この時にオーディオインターフェースのoutをスタジオのミキサーにinすると録音後にすぐ確認ができるのでおすすめです。
このときはいちいち新しい曲ファイルを作成するのが面倒なので、1つのファイルで、別トラックにとるといいです。
1曲あたり2トラックを作成して、マイクとベースを録音します。最近のGarageBandはデフォルトでは
マルチトラック録音がオフになっているので、トラックメニューから「マルチトラック録音を有効にする」を選択しましょう。
すると各トラックに録音ボタンが配置されます。マイク、ベースのトラックでそれぞれの入力源を選択すれば
どちらの録音ボタンもオンにすることが可能です(メインの録音ボタンを押すまでは録音開始されません)。
iTunesに書き出すときどうするの?ってことになりそうですが、これも音声ボタン(ヘッドホンのアイコン)がオンになっている
トラックだけが再生されますので、その状態でリピートをオンにし、対象曲の最初から最後までを指定すれば、
対象曲のみが書き出せるようになります。
これもまた4の要領で共有して、反省点などをメールで挙げてました。
。。というわけで、学生時代とは全く違うプロセスで作ることで、最終的に半年で7曲程まとまりました。(ボツはその1.5倍位?)
多分学生時代のバンドやってた1年で10曲も作ってないですよ。あれだけ暇だったのに!
学生の皆さんはもちろん、時間のない社会人バンドマンにもぜひ試してもらいたいです。
ちなみに理想はメンバー全員Mac持ちで、GarageBandのファイルそのまま共有出来る状況ですが、
まあいろいろと難しいと思います。
あと、iOS版のGarageBandもそこそこ使えるんですが、曲ファイルのiOS→Mac変換ができてもMac→iOS変換ができないことや、
iOS間での共有がおそらくできないので、バンドでの運用には向いてないと思います。
電車でフレーズ思いついた時にキーボードでささっと録音ができたりするのはすごくいいですね。
以上!